平成24年4月からの新基準
目次
● 一杯のお茶
● 昨年4月からの基準値変更の盲点
● 4月からの新暫定基準検査の報告をいたします


○飲食物摂取制限に関する新しい指標 2012年4月1日基準


昨年4月からの基準値変更の盲点
 
昨年4月より暫定基準が変更されましが幾つかの盲点が見えてまいりました。

● 
乾燥しいたけの基準が水戻し検査に変更され、現在はほぼすべての乾燥しいたけからは非常に少ないセシウムしか検出されない結果となっています。
以下新潟で調べた乾燥しいたけのセシウム量結果です。
No. 検査日 地域 地域 調査対象 調査対象 調査対象 調査対象 調査対象 試料の 単位 線量率 I-131 Cs合計 その他
    区分1 区分2 区分1 区分2 区分3 区分4 区分5 状態         核種
1 2012/11/27 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 不検出 -
2 2012/11/26 兵庫県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 1.1 -
3 2012/11/19 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 0.86 -
4 2012/11/2 宮崎県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 0.77 -
5 2012/10/30 大阪府 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 1.1 -
6 2012/10/29 静岡県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 11 -
7 2012/10/26 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ - Bq/kg - 不検出 不検出 -
8 2012/10/24 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ - Bq/kg - 不検出 不検出 -
9 2012/10/18 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 不検出 -
10 2012/10/15 東京都 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 不検出 -
11 2012/10/11 福岡県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 0.86 -
12 2012/10/10 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 不検出 -
13 2012/10/9 三重県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 不検出 -
14 2012/10/5 静岡県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 不検出 -
15 2012/10/3 埼玉県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 0.67 -
16 2012/10/3 宮崎県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 0.98 -
17 2012/10/1 静岡県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 17 -
18 2012/9/28 愛知県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 5.7 -
19 2012/9/27 静岡県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 6.3 -
20 2012/9/27 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 5.9 -
21 2012/9/25 宮崎県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 6.1 -
22 2012/9/25 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 7.5 -
23 2012/9/24 静岡県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 不検出 -
24 2012/9/24 宮崎県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 不検出 -
25 2012/9/21 静岡県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 7.4 -
26 2012/9/21 大分県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ 原木栽培 Bq/kg - 不検出 11 -
27 2012/9/19 宮崎県 - 食品 加工食品 農産加工品 乾しいたけ - Bq/kg - 不検出 不検出 -
乾燥状態で検査すれば約10倍のセシウムが確実に検出されます。
注目して欲しいのは、赤文字の九州地区で、水戻し検査にも関わらず大分で7.5Bq/Kgが検出されています。
九州産でも乾燥状態ならば100Bqを超える可能性があるのですが、これは福一事故の影響ではありません、過去に行った地上核実験やチェルノブイリによる影響なのです
(食べるか食べないかは自己判断となります)

一杯のお茶?
● お茶の検査が「湯だし検査」に変わりました。

つまり、お茶を入れた「湯」を計測する方法に変更され、現在抹茶検査は無視されています。

忘れてはいけません、検査方法が変更されただけで、「湯だし」のお茶からですら以下の様に高いレベルで検出されているのです。
これは一般的な日常食の3000倍以上に匹敵します。

※ 静岡2012年の検査結果から(湯だし検査)
No 品目    生産地     採取日           放射性ヨウ素      セシウム134   セシウム137
37 荒茶    牧之原市    9月21日9月22日     5未満             20          24
38 荒茶    磐田市      9月16日9月22日     6未満             15          22
40 荒茶    伊豆市      9月26日9月29日     6未満             60          63
41 荒茶    御殿場市    9月26日9月29日     5未満             27          32
42 荒茶    富士市      9月26日9月29日     8未満             28          32
43 荒茶    静岡市      9月27日9月29日     5未満             19          24
44 荒茶    島田市      9月27日9月29日     4未満             14          21
45 荒茶     島田市      9月27日9月29日     5未満             16          24
46 荒茶    藤枝市      9月27日9月29日     6未満             18          21
47 荒茶    御前崎市    9月26日9月29日     4未満             20          29
48 荒茶    菊川市      9月26日9月29日     5未満             16          21
49 荒茶    掛川市      9月26日9月29日     4未満             9           15
50 荒茶    袋井市      9月26日9月29日     5未満             11          10
51 荒茶    森町        9月20日9月29日     4未満             15          18
52 荒茶    沼津市      9月28日9月29日     5未満             17          20
53 荒茶    富士宮市    9月22日9月29日     6未満             31          38
54 荒茶    静岡市      9月27日9月29日     6未満             17          29
55 荒茶    川根本町     9月27日9月29日     7未満             8          7未満
56 荒茶    浜松市      9月26日9月29日     6未満             12          16

「今日も精一杯セシウムが少ない食事を作ったな」と…至福のひと時…どんなに日常食に注意してセシウムを避けた食事をしていても、
お茶を1杯飲む事が日常食中のセシウム濃度を上げる結果になるのです。(検査は静岡県です)

4月からの新暫定基準検査の報告をいたします 

○飲食物摂取制限に関する新しい指標 2012年4月1日基準

※ 乳幼児摂取基準として50Bq/Kg、飲料水基準として10Bq/Kgが適応されます。飲料水(すべての飲料水、茶や清涼飲料など)

2012_4_2f.xls

予想通り、海産物では近海物と深海に住む魚類がOUTです。
タラ、カレイ、ヒラメ、メバル、アイナメなどが高い数値を示していて、近海または汽水域に住むスズキ、ボラなどの数値が高くなっています。
海域は茨城、福島、宮城の海域を除けば安全な領域となると思います。
また、キス、コチなどは調べられていませんので、この海域の魚介はNGとした方が良いと思います。

また、農産物ではキノコ類、タケノコは非常に高い値を示しています。
その他、山菜が同様に高い数値になっています。

● 赤が基準値越え
● 黄色は乳児基準の50ベクレルを越えた食品
● 青はセシウム検出があった食品で分類しています。

最近目立つのは、神奈川県の流通物検査が非常に多くなっています。
店に並んでいる食品が安心できるかが一番重要です、その点で神奈川県は安心して買い物が出来る自治体に成長している様に思います。