放射能測定       
目次
● 検査機材は全国統一ではありません
● 
食品の検査状態について

 検査機材は全国統一ではありません                          2011.11.10UP

食品検査に使用される測定器は使用する検出器によって、検査精度にも大きなばらつきがあります。
通常Nalシンチレーション形とGe(ゲルマニウム)半導体検出器に大別されます。
Nalシンチレーションは通称簡易検査用として用いられ、核種判別として用いられます。
それに対してGe(ゲルマニウム)半導体検出器は半導体を液化窒素によって冷却し、高精度のスペクトル分析が可能で、このさは50倍とされています。

食品の核種摂取量においても、食品によって摂取量に差がでます。
たとえば源乳から10ベクレル検出された場合、牛乳にされた場合は2倍程度に薄められます。
その上で200ccパックとなると実際は1ベクレルとなり、10ベクレルが体内に入る訳ではありません。 
逆に、飲料水から5ベクレルが検出されたとしたら、大人は一日平均2リットル以上の水分が必要になりますから、10ベクレルの摂取になってしまいます。
牛乳の10ベクレルと飲料水の5ベクレルでは、飲料水の方が危険なのです。
なぜ、5ベクレルとしたかは、上水道設備の中で、どんなに頑張っても5ベクレル限界程度までしか検出が出来ない古いGeも存在しています。
これらの古い機材も交換が進み1ベクレル限界以下まで検出可能な上水道が多くなっています。
逆に、全頭検査されているはずの牛肉が一部の県で、簡易検査しか行われていません。


食品の検査状態について                                   2011.10.28UP

当初より福島産の食品が信頼に値しないとしていました。
理由は、今までに検査施設がまったく公表されず、ただ品目と日付、検査結果だけが一人歩きしていました。
検査施設には、どんなに頑張っても検査数限界があります。
福島産の検査は全国の総数の半分以上を占めています。
つまり、全国の検査機関の総数が福島に新設されていなければ出せない数字なのです。
この理由から、福島産の食品の信頼性よりも、行政の信頼性がまったくないのです。

その他、宮城県も同様に信頼に乏しい結果しか出ませんでした。
http://www.pref.miyagi.jp/tikusanka/0500-kachikukairyoueisei/pr111026.pdf
※宮城県産牛肉は暫定基準をクリアすればそれでOKとする購入するに値しない、消費者を無視した検査結果の公表しかしていません。
さらには、基準値オーバーした地区は公表しない姿勢は消費者の不振を買うだけと思います。
こんな事は風評被害を防止するどころか、逆に拡大させる結果にしかならないはずです。
もうひとつ書けば、震災から7ヶ月が経過しているのに放射性降下物検査設備すら修復する気配がありません。

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout

自治体の考え方によって検査結果は大きく反映されます。
公表しない事が風評被害防止ならば、購入者は検査が反映されない物は汚染と見なすしか手段はありません。何のために基準値検査をしているのでしょうか?
福島県や宮城県自治体の考え方が変わらない限り購入する価値がないと思います。
商品は買う側があって初めて成り立つものです。

茨城県の食肉検査はさらに酷いもので、偽装すら感じます。

茨城県食肉衛生検査所

http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/hoken/seiei/seieisyokunikujyouhou/index.html
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/hoken/seiei/seieisyokunikujyouhou/H22jigyougaiyou.pdf

この組織は、今までに放射能検査をして来た実態がありませんが、なぜか青森、新潟、山形、岩手にいたるまで大量にしらべた事になっています、震災以前には放射能とは無縁だった検査機関がなぜ?
1検体1000秒として16分、操作すべてに要する時間は1時間としても一台で1日10検体程度であり、3箇所で10日で300
検体がやっとのはずが、実態は2000検体以上が検査された事になっています?
この組織は何なんでしょうか?

さらには、新潟の牛肉検査では、新潟は独自検査しているにもかかわらず、ほとんどが茨城県食肉衛生検査所検査になっています。
資料をデータベース化した事によって、新しい矛盾点がどんどん出てきています。
不安を煽る事実も出るでしょうが、同時に防護策も考えて行きたいと思います。