福島第一原子力発電所プラント解析   2ページ
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● 福一電源設備不具合による停電事故の検証
● 3号機、燃料交換機マストのプール内脱落事故の事実検証
● 
4号機燃料プールからの本格的燃料搬出が始まります

● 
3号機燃料プールからの燃料搬出準備

● 1号機から3号機までの圧力容器の破損が無い事が確認しました。
● 4号機の燃料プール冷却不能について

 4号機燃料プールからの燃料取り出し作業について
● 小出裕章さんが4号機倒壊によって半径250Km圏内は危険だとする事への検証
● 2号機、格納容器に60cmしか水位が無かった事についての検証
● 2号機の圧力容器温度上昇について
● 4号機の耐震性と燃料搬出について
● 原子炉の冷温停止について
● 原発敷地内で高い放射線が観測されている件について

● 原発でキセノンが検出された件について
4号機燃料プールからの燃料取り出し作業について

4月18日に予告しました様に、7月19日より4号機の燃料プールから燃料搬出が開始されました・


※中央の黒く長いクレーンに吊られている物体が8X8燃料集合体のチャンネルボックスで、中にで64本の燃料棒が格納されています。


※取り出された燃料集合体
写真上に作業員の足が見えますが、チャンネルボックス、及び燃料被覆管に放射性物質が漏れる損傷が無かった事を物語っています。

4号機の燃料ブールには使用済み燃料が1331体、新燃料が204体入っていました。


4号機の燃料プール冷却不能について

4号機の冷却不能について14日から、ご質問のあった方々に配信を続けてまいりましたが、いまだにご質問が続いておりますので記載させていただきます。

昨日の11時に発表があったんですけど、16時には復旧しています。
それに、4号機の脇にはコンクリートポンプ車が控えていますから問題になる事ではないです。
簡単に言えば、初期の頃は注水する方法が無かったのですから温度が上がった訳で、今はいくらでも注水する方法があります。

タイムマシンで昨年の今頃に逆戻りしていたら「えらいこっちゃ」ですけど、今はまったく違います。
原発の処理は40年もかかると頭が思い込んでいますから、初期から何も進歩していないとの思い込みがあるのかと思いますけど・・・

東電の作業を評価するとかしないとかは問題ではありません、今行われている事実が一番問題で、その作業が何を意味しているのか、次は何をしたいのかを検証しなければなにも意味はありません。
危険とは、次に打つ駒が無くなった時の事で、持ち駒が全部無くなった時に危険が発生します。
つまり、今動いている冷却系がストップしたら次の手が無くなってしまうと言う状態の事です。
もう一度コンクリートポンプ車が出てそれも壊れて、最後の手段である消防ポンプ車が放水を始めたら私は緊急メールを出します。
最後の駒である消防ポンプ車が正常運転を続けていてもです。

今は3つの駒があります、温度的に余裕が無い状態ならばポンプ車が必ず注水を始めます。
それに、ヨウ素131が放出されている時代ならば水蒸気は猛烈に危険ですが、セシウムは水蒸気には混入しません最低でも600℃以上まで上昇しなければ混じる事はありません、もちろんストロンチウムもです。

私は学者じゃありませんから色々な角度から見る事が癖になっています、武田教授の様に今何℃だから何時間後には何℃に上昇すると言う考えは私にはありません。
私なら60度まで達したらポンプ車が出るだろうと、まったく別の答えが出てきます。
ですから、循環冷却が構築された事は、持ち駒が一つ増えたのです。
4号機の建屋は倒壊する危険はまず無いと思いますが、大型クレーンの撤去やプールの水を標準よりも少なくして少しでも負担を減らしています、ですから、4号機の水温は結構変動があるんです。
でも、クレーンの撤去で、一つ持ち駒が増えて倒壊の危険はさらに少なくなっています。

後日、小出さんも、武田さんも温度上昇と再臨界などの危険は否定する内容をブログで書かれていますので安心をして下さい。
また、4号機倒壊の可能性は下記に書いた事に変更はありません。

小出裕章さんが4号機倒壊によって半径250Km圏内は危険だとする事への検証

以下が発表された動画
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/661.html
小出裕章 2012/04/03
http://www.youtube.com/watch?v=Y5J33LdXK58

以上から、東京および東京周辺で大きな不安が広がっています。
2月より注目しながら資料を集めて注目していた事ではありますが、不安のメールが大量に届いています。
予定を変更して、急遽、検証結果をUPいたします。

              福島第一原発4号機クレーン解体作業
                                                       2012.4.4
※ 以下の画像をクリックすると大画面でご覧いただけます。
 
 1 天井クレーントロリー撤去作業 2012.2.24    2 天井クレーントロリー撤去作業 2012.2.24

 
3 天井クレーンガーダー撤去作業 2012.3.05   4 天井クレーンガーダー撤去作業 2012.3.05


 
5 天井クレーンガーダー撤去作業 2012.3.05   6 天井クレーンガーダー撤去作業 2012.3.05

上の6つの画像は2月から3月にかけて行われた格納容器の蓋(推定900トン)を持ち上げるためのクレーン解体作業の様子です。
このクレーンの総重量は1000トン以上です、これが燃料ブールと同居して4号機の最上階にあり、プール内の燃料搬出を邪魔していました、また、壊れた建屋の耐震性を悪くする要因にもなっていました。
これが解体されて、建屋の負担は大幅に軽減されたのです。
これで、倒壊の危険は無くなりました。

以下、4号機が傾いているという錯覚の検証

 
5 天井クレーンガーダー撤去作業 2012.3.05  6 天井クレーンガーダー撤去作業 2012.3.05

写真5を見ると傾いている様に見えます、ですが、ほぼ同じ場所から撮影しても写真5は傾いている様には見えません。
これは、安価なデジカメなどに使われている「レンズ収差」と言う現象で、正常な物も傾いて写ってしまう特有の現象で、3次元を2次元に変換する時には必ず発生する現象です。
写真3に赤い水平線を引きましたが、実は吊り上げているクレーンの残骸と排気塔の煙突は直角に近いですが、同時に4号機最上階の床も同様に1本の水平線上で傾いてはいません。
写真に写された4号機は傾いていたと言う根拠はまったくありませんし、検証結果は傾いてはいません。

250Km圏内は危険とする小出さんの検証
燃料集合体をプールから出すと、近くにいる作業員は死んでしまうと言う事を検証すると、燃料集合体はすでに破損していて、核分裂によって生成された放射能が大量に流出すると言うことですが、破損が発生して放射能が燃料被覆管から大量に漏れるのであれば、水中でも同様に大量にプールに漏れている事になり、ブールも大量の汚染が進んでいてプールに、作業員は近づけない状態にあるはずですが、下の写真を見てください。

写真3を拡大した写真です。


死ぬと言われる程、高線量の場所に遮蔽板も無しで作業しています。
大量の放射能が含まれているはずのプールが目の前にある場所です、この作業員達は特攻隊でしょうか?
小出さんが考えている程の線量ではない事を、この作業風景は物語っています。

4号機は4月より、プール内の瓦礫撤去ロボットが稼動予定となっています。
近い将来、燃料の搬出が行われるはずです、作業手順などはある程度の予測はできますが、ここでは触れない事にします。

 以上が4号機の検証結果です。
                                                                      目次へ戻る

千葉でヨウ素放出の隠蔽があったと配信された事の検証

時事ドットコムから、以下の様な配信がされて
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012040300430
2012/4/3-12:49配信
    ↓
結果、2ちゃんねるで書き換えられて書き込みをされています。
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333434676/

時事ドットコムからからの配信は以下の通りです。
東京電力福島第1原発事故で、昨年3月15日、放射性物質の拡散予測データ「世界版SPEEDI」の試算結果で、千葉市内で計測されたヨウ素を基に推計した同原発からの放出量が毎時10兆ベクレルという高い値が出ていたにもかかわらず、文部科学省と原子力安全委員会の間で十分な連携が取られず、現在も公表されていないことが3日、分かった。
 文科省や安全委によると、世界版SPEEDIは放出される放射性物質の拡散状況を半地球規模で予測するシステム。日本原子力研究開発機構が同システムを運用しており、昨年3月も文科省の依頼を受け、試算を行っていた。
 それによると、昨年3月14日午後9時ごろに福島第1原発から放出されたヨウ素の量は毎時10兆ベクレル、セシウム134、137もそれぞれ同1兆ベクレルと推計された。
 この試算データの評価について、文科省は安全委の担当と判断し、同16日に安全委へデータを送るよう同機構に指示した。同機構はメールに添付して送信したが、安全委は重要情報と認識せず、放置したという。同様にデータを受け取っていた文科省も、安全委に公表するよう連絡しなかった。(2012/04/03-12:49)


2ちゃんねるでは
東京電力福島第1原発事故で、昨年3月15日、放射性物質の拡散予測データ
「世界版SPEEDI」の試算結果で、
千葉市内でヨウ素の濃度が 毎時10兆ベクレルという高い値が出ていたにもかかわらず、文部科学省と 原子力安全委員会の間で十分な連携が取られず、現在も公表されていないことが3日、分かった。

文科省や安全委によると、世界版SPEEDIは放出される放射性物質の拡散状況を
半地球規模で予測するシステム。日本原子力研究開発機構が同システムを運用しており、
昨年3月も文科省の依頼を受け、試算を行っていた。

それによると、福島第1原発から昨年3月14日午後9時ごろに放出された
放射性物質が拡散した結果、千葉市内で同15日午前6〜7時、ヨウ素の濃度は
毎時10兆ベクレル、セシウム134、137もそれぞれ同1兆ベクレルと推計された。
 この試算データの評価について、文科省は安全委の担当と判断し、
同16日に安全委へデータを送るよう同機構に指示した。同機構はメールに添付して
送信したが、安全委は重要情報と認識せず、放置したという。同様にデータを受け取っていた文科省も、
安全委に公表するよう連絡しなかった。


※ 検証  赤文字を検証

放射性ヨウが福島から、いまだに流出していて、都内を汚染している噂の検証
噂の発信地、新聞の切り抜きをPDFにして作りました。
http://miandsirochiyan.heteml.jp/poto/hachiouzi.pdf
 
上を検査した民間測定所と検査機器Nal(Ti)
http://www.masis.jp/1_analyte/1_analyte_5080.htm
 
同じ機器を持つ日本分析センター
http://www.jfrl.or.jp/item/radioactive/index.html
 
上記のリンク先で同一の測定器の定量限界をチェック。
おかしいでしょう?
 
同じ測定器の定量限界が50Bq/Kgと25Bq/Kgで違ってくるのです。
使い方によって最高カタログ値は違って来ます、最高の性能など絶対に出す事は出来ません。
バックグラウンドの数値処理で、出た数値をバックグラウンドに埋もれていてもピークで見てしまう検査施設とバックグラウンドと判別が出来ないNDを出す検査施設ではまるで違うのです。
放射線測定はカタログ性能では評価できないのです。
その日のバックグラウンドによっても変わりますし、周囲に高い濃度の検体があっても変わるのです。
 
特にNalの場合はエネルギーピークがボケますから、近似するピークと勘違いしやすいし、経験か浅いと、こんな結果になるのです。
この検査施設は、Nqll導入時に、1000検体までを無料とするCMを出していた検査施設で、今までに放射能検査の経験が無かったのです。
それに、定められた、一週間に一回のバックグラウンド補正なんかしてるのかが不安です。
いい加減な所だと手袋も変えずに検体処理をしている所すらあります。
Nal でもGeでもしっかりとした使い方をしないとNHKの食卓…何とか、と同じになってしまいます。
 
NalもGeも測れば皆同じ、何処の施設で測っても同じ結果になると思い込んでいる庶民が一番悪い、線量計もGMもNalもNalエネルギー補償付も、並べて測れば全部同じになると思い込んでいる人があまりにも多いのです。

検体を調べてもらうにも知識が必要なのです。

この様に詐欺とは言えないけれども、検査に値しない粗悪検査しか出来ない所が急増しています。
くれぐれも注意してください。
                                                                      目次へ戻る

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