食への対策  

※ 表は、2008年に行われた日常食に含まれるセシウムとストロンチウム
日常食中のSr-90の調査地点と測定値(2008年度 年間平均値)         日常食中のCs-137の調査地点と測定値(2008年度 年間平均値)    
               
(単位:Bq/人日)         (単位:Bq/人日)    
都道府県名 調査地点 測定値(平均値)     都道府県名 調査地点 測定値(平均値)
北海道 札幌市北区 0.036     北海道 札幌市北区 検出されず
青森県 青森市 0.044     青森県 青森市 0.057
岩手県 盛岡市 0.031     岩手県 盛岡市 検出されず
宮城県 石巻市 0.034     宮城県 石巻市 0.027
秋田県 秋田市 0.055     秋田県 秋田市 0.016
山形県 山形市 0.035     山形県 山形市 検出されず
福島県 福島市 0.039     福島県 福島市 0.017
茨城県 水戸市 0.046     茨城県 水戸市 検出されず
栃木県 宇都宮市 0.034     栃木県 宇都宮市 0.022
群馬県 前橋市 0.033     群馬県 前橋市 0.022
埼玉県 さいたま市桜区 0.04     埼玉県 さいたま市桜区 0.019
千葉県 千葉市中央区 検出されず     千葉県 千葉市中央区 0.022
東京都 新宿区 0.031     東京都 新宿区 検出されず
神奈川県 平塚市 0.032     神奈川県 平塚市 0.042
新潟県 新潟市西蒲区 0.043     新潟県 新潟市西蒲区 0.016
富山県 富山市 0.04     富山県 富山市 0.028
石川県 金沢市 検出されず     石川県 金沢市 0.021
福井県 福井市 0.034     福井県 福井市 検出されず
山梨県 甲府市 0.024     山梨県 甲府市 0.021
長野県 長野市 0.041     長野県 長野市 0.017
岐阜県 各務原市 0.045     岐阜県 各務原市 0.021
静岡県 静岡市葵区 0.047     静岡県 静岡市葵区 0.018
愛知県 名古屋市中区 0.032     愛知県 名古屋市中区 0.024
三重県 津市 0.043     三重県 津市 0.019
滋賀県 大津市 0.036     滋賀県 大津市 0.018
京都府 京都市伏見区 検出されず     京都府 京都市伏見区 0.017
大阪府 大阪市北区 0.026     大阪府 大阪市北区 検出されず
兵庫県 加古川市 0.027     兵庫県 加古川市 0.019
奈良県 橿原市 0.024     奈良県 橿原市 0.018
和歌山県 和歌山市 0.029     和歌山県 和歌山市 検出されず
鳥取県 鳥取市 0.036     鳥取県 鳥取市 0.025
島根県 松江市 0.04     島根県 松江市 0.026
岡山県 岡山市 0.033     岡山県 岡山市 0.017
広島県 広島市中区 検出されず     広島県 広島市中区 0.02
山口県 山口市 検出されず     山口県 山口市 0.022
徳島県 徳島市 0.025     徳島県 徳島市 0.027
香川県 高松市 0.041     香川県 高松市 0.019
愛媛県 松山市 0.035     愛媛県 松山市 0.028
高知県 高知市 0.037     高知県 高知市 0.037
福岡県 太宰府市 0.034     福岡県 太宰府市 0.02
佐賀県 佐賀市 0.029     佐賀県 佐賀市 検出されず
長崎県 大村市 0.044     長崎県 大村市 0.02
熊本県 熊本市 0.039     熊本県 熊本市 0.019
大分県 大分市 検出されず     大分県 大分市 0.021
宮崎県 宮崎市 0.042     宮崎県 宮崎市 0.023
鹿児島県 薩摩川内市 0.042     鹿児島県 薩摩川内市 0.025
沖縄県 那覇市 0.045     沖縄県 那覇市 検出されず

※ 新潟県が行っている日常食に含まれるセシウム量計測 (※検出限界0.05Bq/Kg及び0.05Bq/一日分)
2013年6月分追加(
青文字)
    単位:ベクレル/kg       単位:ベクレル/人・日
    セシウム134 セシウム137 放射性セシウム合計   1人1日当たりの
   そして1年半後には100倍を超える実効線量の差が生まれてしまいます。         摂取量*1)
新潟市            
西蒲区             
  H25.6.12 採取 0.023 0.045 0.068   0.18
  H25.5.15 採取 検出されず 0.018 0.018   0.043
  H25.4.24 採取 0.018 0.032 0.050   0.11
  H25.3.13 採取 検出されず 0.030 0.030   0.069
  H25.2.20 採取 検出されず 0.024 0.024   0.060
  H25.1.28採取 0.064 0.12 0.184   0.42
  H24.12.12 採取 0.015 0.031 0.046   0.11
  H24.11.14 採取 0.028 0.054 0.082   0.19
  H24.10.10 採取 0.019 0.057 0.076   0.18
  H24.9.12 採取 検出されず 0.028 0.028   0.070
  H24.8.8 採取 検出されず 0.017 0.017   0.043
  H24.7.18 採取 検出されず 0.021 0.021   0.050
  H24.6.13 採取 0.030 0.049 0.079   0.20
  H24.5.16 採取 検出されず 0.021 0.021   0.050
  H24.4.25 採取 0.028 0.040 0.068   0.16
  H24.3.15 採取 0.035 0.057 0.092   0.20
  H24.2.15 採取 0.031 0.048 0.079   0.19
  H24.1.19 採取 0.025 0.041 0.066   0.15
  H23.12.8 採取 0.043 0.071 0.11   0.24
             
柏崎市            
  H25.6.12 採取 検出されず 0.020 0.020   0.030
  H25.5.15 採取 検出されず 0.019 0.019   0.023
  H25.4.24 採取 0.034 0.076 0.11   0.14
  H25.3.13 採取 検出されず 0.025 0.025   0.035
  H25.2.20 採取 0.016 0.040 0.056   0.084
   H25.1.28 採取 検出されず 0.041 0.041   0.053
  H24.12.12 採取 検出されず 0.048 0.048   0.062
  H24.11.14 採取 検出されず 0.020 0.020   0.026
  H24.10.10 採取 0.021 0.041 0.062   0.087
  H24.9.12 採取 検出されず 0.028 0.028   0.036
  H24.8.8 採取 検出されず 0.033 0.033   0.043
  H24.7.18 採取 検出されず 0.036 0.036   0.050
  H24.6.13 採取 検出されず 0.034 0.034   0.051
  H24.5.16 採取 0.053 0.083 0.14   0.21
  H24.4.25 採取 検出されず 0.028 0.028   0.036
  H24.3.15 採取 0.054 0.079 0.13   0.18
   H24.2.15 採取 0.025 0.041 0.066   0.086
   H24.1.16 採取 0.024 0.039 0.063   0.095
  H23.12.8 採取 0.028 0.064 0.092   0.16
             
過去の最高値*2)       0.22    
※ 一日の食品摂取で赤文字が新潟県の最大摂取量となります(Bq/Kgではありません)
この表から現時点で、新潟県民が食品からセシウムを摂取している最大量は1日0.24Bq/日程が最大と考えられます。

※ ICRPが公表しているセシウムの体内依存を表すグラフ


食物から体内に移行する係数は60パーセント程となりますので、新潟で最大0.24Bqの食物から体内に蓄積するセシウム量は20Bq程と計算する事が出来ます。
つまり、0.24Bqの摂取と排出を繰り返した場合、体内には20Bq程のセシウムが常時存在する事になります。
確かに最大値だけを算出するならば2008年の日常食の方が低くなりますが、平均的な数値を見るならば日常食に含まれるセシウム量は高く持ち上がっているわけではありません。
新潟の食品流通も関東同様に東北の食品が多く流通しています、決して新潟が特殊な流通構造を持っている訳ではないのです。


福島第一事故から2年が経過しようとしています、セシウム134の値は初期の頃から比べて確実に下がっていて、137対134の割合は初期の5.5対4.5の割合から現在は6.5対3.5まで低下しています。

※ セシウム減衰量の経年変化を表すグラフ

セシウム137の半減期は約30年ですが、放射性物質は半減期までは非常に大きな減衰を表しますが、半減期を過ぎると経年減衰量は低下します。
ストロンチウム90の放出は
茨城県の値からも、600万ベクレル/Km2となっていて、これを整理してみると、6000000Bq/Km2=6Bq/m2=0.06Bq/Kg〜0.09Bq/Kgとなります。
0.06Bq/Kg〜0.09Bq/Kgを2008年土壌中のストロンチウム90の値と比較しても決して高い値ではないのです。
実は下記の表の様に、5〜20cmの値の方がストロンチウムの特性(水溶性で、セシウムの様な沈着性に乏しい)から地下への浸透が早いのです。
0.06Bq/Kg〜0.09Bq/Kgの降下量は過去の地上核実験やチェルノブイリ事故による影響すら持ち上げる事はありませんでした。

土壌(5〜20cm)中のSr-90の調査地点と測定値(2009年度 年間平均値)    
     
(単位:Bq/kg)    
都道府県名 調査地点 測定値(平均値)
北海道 江別市 2.1
青森県 五所川原市, 青森市 0.55, 3.7
岩手県 岩手郡滝沢村 6.2
宮城県 大崎市 0.97
秋田県 秋田市 3.8
山形県 山形市 1.3
福島県 福島市 1.5
茨城県 那珂郡東海村 8
栃木県 日光市 4
群馬県 前橋市 1.2
埼玉県 ー゜ 0.73
千葉県 市原市 0.28
東京都 新宿区 0.59
神奈川県 横須賀市 2.1
新潟県 柏崎市 0.59
富山県 射水市 検出されず
石川県 金沢市 4.4
福井県 福井市 検出されず
山梨県 北杜市 3.9
長野県 長野市 4.3
岐阜県 岐阜市 0.73
静岡県 富士宮市 2.2
愛知県 田原市 0.3
三重県 三重郡菰野町 検出されず
滋賀県 野洲市 検出されず
京都府 京都市伏見区 1.1
大阪府   0.56
兵庫県 加西市 0.39
奈良県 橿原市 0.5
和歌山県 新宮市 検出されず
鳥取県 倉吉市 検出されず
島根県 大田市 1.5
岡山県 久米郡美咲町 0.48
広島県 広島市東区 1.3
山口県 萩市 1.3
徳島県 板野郡上板町 0.61
香川県 坂出市 1.6
愛媛県 松山市 0.2
高知県 高知市 3.1
福岡県 福岡市早良区 1.2
佐賀県 佐賀市 0.23
長崎県 佐世保市 1.4
熊本県 阿蘇郡西原村 2.4
大分県 竹田市 1.3
宮崎県 宮崎市 0.39
鹿児島県 指宿市 検出されず
沖縄県 うるま市, 那覇市 検出されず, 0.55

福島第一原発事故はチェルノブイリと比較する事では解決しないと考えます。
福一事故は、確かにストロンチウム放出やプルトニウム放出は少なかったでしょうが、セシウムと言う放射性物質を大量に放出しました(総量はチェルノブイリの1/50)。

原発事故は個別の核種を危惧する事では解決しません、一番多く放出されて、今も大きな影響を及ぼしているセシウム137を警戒する事で他の種をも避ける事が出来ます。